

あふれでたのは やさしさだった
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【新刊】
著者:寮 美千子
出版社:西日本出版社
発行年月日:2018年12月17日 初版
【出版社より】
奈良少年刑務所(旧奈良監獄)で受刑者の少年たちを対象に行われていた心の授業、作家・寮美千子の「物語の教室」。
親からの虐待や極度の貧困、ネグレクトにより教育の機会さえ奪われた少年たちは言葉での自己表現方法を知らないまま成長していきました。加害者である前に被害者でもあった彼らを変えたのは、絵本を読み、演じる。 詩を作り、声を掛け合うこと。
それだけのことで、凶悪な犯罪を犯し、世間とコミュニケーションを取れなかった少年たちが、身を守るためにつけていた「心の鎧」を脱ぎ始めました。
そして、そんな彼らからあふれでてきたのは、やさしさでした。
一人の少年が書いたまっすぐな詩、「空が青いから白をえらんだのです」が生まれた場所で起こった数々の奇跡を描いた、渾身のノンフィクション。
●赤煉瓦に導かれて
坂の上の赤煉瓦/みんなやさしかった/近代建築見たさで刑務所へ
年に一度の一般開放「矯正展」/ わたしが受刑者に授業を?/ 教室までの長い道のり
●心の準備体操
はじめての授業/ 絵本『おおかみのこがはしってきて
「演劇」の魔法 / 絶対に無理強いしない/ 刑務所で「宇宙論」
集団朗読劇「どんぐりたいかい」/ 安心・安全な教室/ まど・みちおさんと金子みすゞさん
●詩が開いた心の扉
心の闇は虹の七色/ 詩が開いた心の扉/ どんな言葉でも「詩になる」
いちばん困っている人を助けると/心を癒やす「表現」の力
共感だけが受けとめではない/ 態度が悪いのは誰のせい?/「書くことがない」という子
●困難を抱えた子どもたち
発達障害を抱えた子/ はじめて感じた「殺される側の恐怖」
繊細すぎる心/ 性同一性障害の子/ しっかり者ほどむずかしい
「いい子」の落とし穴/ 虐待を受けた子/ 家庭のない子
「愛」を求めて人生を踏みあやまる/ 絶対に否定しない/ つぐなう心
●座の力・場の力
変わらない子はいなかった/ 人は人の輪のなかで育つ
生まれつき悪い人なんかいない/ 彼らの未来のために .
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