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さみしくてごめん (単行本)
¥1,760
著者:永井 玲衣 出版社:大和書房 発行年月日:2025年6月16日 初版 【出版社より】 「わたしはいつまでも驚いていたい。こわがっていたい。絶望して、希望を持ちたい。この世界から遊離せずに、それをしつづけたい。世界にはまだまだ奥行きがあるのだから。」 今、もっとも注目される書き手、永井玲衣の最新刊! 哲学は心細い。さみしい。だがわたしは、さみしいからこそ哲学をしているような気がする。生まれてきたことがさみしい。わからないことがさみしい。問いをもつことがさみしい。問いと共に生きることがさみしい。(本文より) ことばが馬鹿にされ、ことばが無視され、ことばが届かないと思わされているこの世界で、それでもことばを書く理由は何だろう。わたしの日記は、戦争がはじまって終わっている。あの瞬間から、日記は戦時中のものとなった。 だが、ほんとうにそうなのだろうか。戦争はずっとあったし、いまもある。わたしが絶望したあの戦争は、いまもつづいている。だからあの日記はすでに戦時中のものだったし、この本も、やはり戦時中のものである。 とはいえ、わたしたちの生活に先立って、戦争があるわけではない。生活の中に戦争が入り込むのだ。どうしたって消すことのできない、無数の生の断片があるのだ。たとえ「対話」ができず、あなたのことばを直接きくことができなかったとしても、決して「ない」のではない。(「あとがき」より)
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彼女たちに守られてきた
¥1,980
【新刊】 著者:松田青子 出版社:中央公論新社 発行年月日:2025年3月24日 初版 【出版社より】 大好きだった児童文学やドーナツの思い出、“タメ口おじさん”や古くさいマニュアルへの違和感。私たちを勇気づけるエッセイ集。
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とらうまとむきあう
¥1,000
とらうまとむきあう 著者 青木聖奈 印刷・製本 ちょ古っ都製本工房 発行日 2024年12月24日 B6 124ページ 前職にてパワハラを受けていた時の体験記。 トラウマと向き合った今、思うこと。 2025年の新刊。 ーーーーー 向き合うのが難しく、文章にするのはさらにハードルが高そうなことをzineにされたのが、率直にすごいなと思いました。 読んでいても、ヒリヒリする日々が続きますが、ストーリーとして最後まで見届けなきゃと自然と聖奈さんを応援している自分がいました。 聖奈さんの中で、zineにされてどんなふうに整理されたのか、されなかったのか、興味深いです。
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うつくしいひと
¥770
うつくしいひと 著者 青木聖奈 発行日 2024年9月12日 A5 38ページ 【紹介文より】 昨年亡くなった祖母のことをエッセイにしました。 花札、料理、亡くなる数日前、看護師である友人との会話。 断片的に思い出される祖母との記憶を文字にしたくて書きました。 ーーーーーー 亡くなった祖母についてのこと。家族とのささやかな時間やその中での会話、小さなエピソードが丁寧に描かれています。
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【古本】またたび
¥740
【古本】 著者:さくらももこ 出版社:新潮社 定価:1045円(税込) 発行年月日:2005年10月28日 初版 状態:カバーに少し使用感あり 【出版社より】 いろんなところに行って、いろんな目に会ってきたよ! ハバロフスク、韓国、スリランカ、ベニス、チベット、ローマ、中国雲南省……爆笑雑誌『富士山』(全5号)からの粒より旅エッセイ! 世界中のいろんなところで、心やさしく愉快な人びと、おいしい食べもの、珍しい物たちに、たくさん出会ったよ! さくらももこ編集長の伝説の面白雑誌『富士山』(全5号)からよりぬいた、傑作旅エッセイ15本。ロンドン、韓国、ローマ、ベニスの人気観光地から、ハバロフスク、広州、スリランカ、チベット、中国雲南省といったちょっとマニアックな場所まで、ノンストップな抱腹珍道中!
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手仕事をめぐる大人旅ノート~ヨーロッパ3週間、あたらしい旅の楽しみ方
¥1,650
【新刊】 著者:堀川 波 出版社:大和書房 発行年月日:2024年5月16日 初版 【出版社より】 テーマは手仕事。 期間は3週間。 好きなものを集める旅に出発します! 手仕事大好きなイラストレーター・堀川波さんが、12年ぶりの海外旅に行きました。 久しぶりの旅は、なんとパスポートの再発行からスタート。 エコノミークラスの飛行機を快適に過ごすグッズをそろえ、持って行く服を吟味し、スマホアプリをととのえて、いざ出発! ロンドン→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランドをめぐる3週間の旅は、驚きと発見に満ちていました。 英語は苦手で体力にも自身はないけれど、「好きなもの」を追求する情熱だけは誰にも負けません。 白樺細工の手作り体験に参加したり、森の民芸市をめぐったり、街の古本屋さんで昔の手芸本を探したり、素敵な人や風景をスケッチしながらひとりで街を歩きまわったり。 旅の準備から現地での楽しみ方、思い出の残し方まで、自分流で旅を味わい尽くすヒントがたくさん詰まった一冊です。
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【古本】継続するコツ
¥970
【古本】 著者:坂口 恭平 出版社:祥伝社 定価:1760円(税込) 発行年月日:2022年12月1日 初版 状態:カバーに少し使用感あり 【出版社より】 みなさん、継続することは得意ですか? 得意な人はこの本は手に取っていないと思いますから、おそらくちょっと苦手ですよね。 一方、僕は継続することがむちゃくちゃ得意です。なんか自慢みたいで申し訳ありません。 でもその代わりといってはなんですが、別に質が良いわけではないと思います。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 執筆、絵描き、作詞・作曲、「いのっちの電話」…… どれも20年以上つづけてきた、スランプ知らずの継続マニア・坂口恭平さんが見つけた、 「やりたいこと」をつづけるコツが1冊に! 僕も挑戦している最中です。 最中であればいいんです。継続中ってことですから _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 多くの人は、何かをやろうとして、手をつけはじめて、 無事に完成することができたとしても、 それが売れないだとか、人から評価されないだとか、そういった不遇を味わい、 自信を失い、徒労感ばかりを感じるようになり、いずれはやめてしまうようです。 僕はいつも、もったいない!と思ってしまいます。 だって、作っているときのほうが楽しいですもん。 つまり、何かを継続しているときのほうが、楽しいんです。 この馬鹿みたいに単純なことに、僕は気づいたんです。 ●目次 はじめに 僕について 第1章 人からの評価はいらない 第2章 作りたいのに、作れない 第3章 とにかく定量を死ぬまで継続。これこそが人生……? 第4章 生きている時間を、ただひたすら自分がやりたいことだけで埋めていく 第5章 続けていると、予測ができる 第6章 どうやって生活を作り上げるか 終章 いつまでビビっとるんじゃい! おわりに 幸福とは何か
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はじまりと おわりと はじまりと ―まだ見ぬままになった弟子へ―
¥1,760
【新刊】 著者:川西 賢志郎 出版社:株式会社KADOKAWA 発行年月日:2025年2月15日 初版 【出版社より】 “和牛”解散後に初めて語る、漫才のこと、これからのこと 「M-1グランプリ」で準優勝するまでの道のり、人気絶頂で多忙な中でも年間500ステージをこなす芸との向き合い方、そして次に目指す笑いとは――。 お笑いコンビ“和牛”のツッコミとして時代を駆け抜けた男はどんな景色を見てきたのか。漫才師としての区切りを自らつけるためのエッセイ。 もくじ はじめに 第一章 漫才師としての歩み 第二章 テレビとの付き合い方 第三章 芸との向き合い方 第四章 次に向かう場所は おわりに
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あらがうドラマ 「わたし」とつながる物語
¥1,870
【新刊】 著者:西森路代 出版社:303BOOKS 発行年月日:2025年3月17日 初版 【出版社より】 ままならない日常に抗い、ともに生きていくために。 今見るべきドラマがここにある! 日本のみならず、香港や台湾、韓国のドラマや映画などといったエンターテイメントについて様々な媒体で執筆する筆者が、日々目まぐるしく変化する価値観や社会のあり方を敏感に捉えた日本のテレビドラマの中から23作品を厳選し、様々な切り口から書き尽くした一冊。 本書が生まれるきっかけにもなった、2024年話題沸騰の連続テレビ小説『虎に翼』の脚本家、吉田恵里香さんとの特別対談も収録! 「日本のドラマはつまらない」と言う話をよく聞く。特に私は韓国について書く仕事も多いため、「韓国ではあんなに社会を映しているのに……」と比較して言われることもある。日本のドラマには、政治を描いたものは少ないかもしれないが、社会やフェミニズムを描いたものはたくさんある。 日本で見るべきドラマを探していた人にうまくその魅力を伝えられずにいたが、『虎に翼』で関心を持った人に、ほかにもこんなドラマがあるということを知ってもらいたいと思ったことや、日本のドラマに関心がある人と、その良さをもっと共有したいと思ったことが、この本を書いたきっかけだ。 書き終わってみると、取り上げたドラマたちは、今の現状を打破しようと「抗っている」ドラマばかりになっていた。 西森路代(本書「まえがき」より)
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【古本】人生はどこでもドア リヨンの14日間
¥470
【古本】 著者:稲垣えみ子 出版社:幻冬舎 定価:825円(税込) 発行年月日:2024年9月5日 初版 状態:カバーに少し使用感あり 【出版社より】 海外で暮らしてみたい――長年の夢をかなえるためにフランス・リヨンへ。言葉はできない、旅慣れてもいない。でも、あえて「準備」しないで出発した。地元のマダムにまざってマルシェで買い物。ギャルソンの態度に一喜一憂しながらのカフェ通い。観光なし、美食めぐりなしでも、毎日は冒険の連続だ! アフロえみ子53歳、ドキドキの旅エッセイ。
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よくわからないまま輝き続ける世界と 気づくための日記集
¥1,870
【新刊】 著者:古賀及子 出版社:大和書房 発行年月日:2025年6月9日 初版 【出版社より】 岸政彦さん・花田菜々子さん推薦! ZINE発!日記文学の新星が綴る小さな試み“やってみた” いつもの日常に小さな試みを取り入れてみたら――? *** 2024年の6月から10月のあいだ、週に3日から4日、“暇をふせぐ”ための簡単なトピックを生活に組み入れてみることにした。その日々の日記をまとめたのがこの本だ。 ポリシーを破ってめぐりめぐって日記を書くために何かし続けた。そこには非日常ではない、日常がかすかにふるえるような手応えがあった。 *** 23年ごしでハーゲンダッツのクリスピーサンドを食べる / 喫茶店で回数券を買う / 朝のラジオを外で聴く / かつてのバイト先に行く / 小学生の頃に読んでいた少女漫画雑誌を買う / 資格を取ろうと思い立つ / 駅にあるワーキングブースを使う 等々…! やったことないけど、ちょっと気になる…日常にあふれている小さな試み。 よくわからないまま輝き続ける世界に飛び込んで、得た気づきを集めた日記本です。
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【古本】完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込
¥640
【古本】 著者:若林 正恭 出版社:KADOKAWA 定価:740円(税込) 発行年月日:2015年12月25日 初版 状態:カバーに使用感あり 【出版社より】 オードリー若林の大人気エッセイが文庫化! 単行本未収録作品完全収録 単行本未収録連載100ページ以上! 雑誌『ダ・ヴィンチ』読者支持第一位となったオードリー若林の「社会人」シリーズ、完全版となって文庫化! 彼が抱える社会との違和感、自意識との戦いの行方は……?
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わたしの農継ぎ
¥1,980
【新刊】 著者:高橋久美子 出版社:ミシマ社 発行年月日:2024年9月20日 初版 【出版社より】 *** 9/12(木)リアル書店先行発売! *** 稼ぐためではなく、風景や知恵や種を、受け継ぐために。 地元(愛媛)では農、東京では作家。 チームで畑をして、ときにバンド活動も。 模索した、新しい農のかたち。 農業にかぎらず、あらゆる分野で継承の問題に奮闘する方たちへ贈る一冊。 ――本文より―― その人の人生の一部に土があるということ。それは農業うんぬんの前に、生きることや生命のルーツを知ることにもなると思う。自分の食べるものを自分で採取するという行為は、あまりにも現代人の生活に欠けていて、それなのにあまりにも生物の根本だった。 畑は、本当は世界で一番豊かな作業場だ。忘れがちだけど、宇宙にいつも触れることができるのだから。さまざまに五感を刺激され、それを音楽とか詩に昇華し、畑帰りに曲を作り歌う日もある。 私たちのように職は別に持ち、自給自足+αを目指して活動する農家が、もっといてもいいはずだ。そして、やれなくないよ、とここに記したい。
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はじまりと おわりと はじまりと ―まだ見ぬままになった弟子へ―
¥1,760
【新刊】 著者:川西 賢志郎 出版社:KADOKAWA 発行年月日:2025年2月15日 初版 【出版社より】 “和牛”解散後に初めて語る、漫才のこと、これからのこと 「M-1グランプリ」で準優勝するまでの道のり、人気絶頂で多忙な中でも年間500ステージをこなす芸との向き合い方、そして次に目指す笑いとは――。 お笑いコンビ“和牛”のツッコミとして時代を駆け抜けた男はどんな景色を見てきたのか。漫才師としての区切りを自らつけるためのエッセイ。
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らせんの日々 ― 作家、福祉に出会う
¥1,980
【新刊】 著者:安達茉莉子 出版社:ぼくみん出版会 発行年月日:2025年3月3日 初版 【出版社より】 「福祉に従事することは、多かれ少なかれ、“らせん”のようなものである」 数十年に渡り福祉の道に従事してきたひとりの職員が、福祉と「支援」について書き残した一文である。 障害者支援や高齢者福祉など多様な分野の事業所を運営する社会福祉法人、南山城学園。そこで著者が出会ったのは、この社会がより生きやすいものになっていくためのヒントに溢れた、“最先端”の風景だった。 素朴だが、やさしく、やわらかい空間。 丁寧かつ創意工夫に満ちた、細やかな支援。 データをとり、その分析によって得られたエビデンスに基づいた取り組み。 日々の実践をふりかえって研究し、言葉にすることを重視する活動。 答えのない、複雑な事柄について話し合うことができる空気。 利用者の生きがいに寄り添い、そのひとの人生に思いを巡らせることのできる想像力。 支援しつづけるために支え合う、職員どうしのフラットな関係性。 ーーそれらの根底に流れ、職員全体に浸透する「人を大事にする」という意識。 自分を取り巻く暮らしを少しずつ変えていくことで幸福へと近づいていく自らの軌跡を描いたベストセラー『私の生活改善運動 THIS IS MY LFE』。その著者・安達茉莉子が次に描くのは、誰もが人間らしく生きることができる世界を目指す「福祉」の現場。上から見れば、堂々めぐりのように見え、横から眺めれば後退しているようにも見える。でも、踏み出した一歩によって、わずかに、高みへと上がっている。そんな“らせん”のような日々を、福祉の現場ではたらく職員の語りを通して描いたエッセイ。
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週末フィンランド
¥1,650
【新刊】 著者: 岩田 リョウコ 出版社:大和書房 発行年月日:2020年2月25日 初版 【出版社より】 フィンランドを週末で! サウナ、ムーミン、森、オーロラ。「カワイイ」を堪能する超わかりやすいフィンランドイラストエッセイ 『マンガ サ道』 タナカカツキ氏絶賛! ! ! 「世界一幸せな国でととのったー! 」 森の中のサウナに入って、 オーロラを見たい! フィンランドは今、日本女性がもっとも注目する海外旅行先。 サウナ、森、雑貨、オーロラ、カフェ、そして何より治安がいい! 週末に有給1~2日をつけ、フィンランドの首都ヘルシンキへGO! ! 直行便なら9時間半で「日本からもっとも近いヨーロッパ」。 本書はフィンランド観光局公認の岩田リョウコによる、 初めてでも短期間でも二度目でも、 とにかくフィンランド旅行を思う存分楽しむための最新情報が満載の1冊です。 【本書が注目するフィンランド、ここがステキ! 】 ◎森と湖とサウナが教えてくれる素直な生き方と心と身体の癒し方 ◎フィンランドってどんな国 ムーミン、マリメッコだけじゃない ◎お母さんに優しい国世界No.1、フィンランド人は 「シャイでひかえめ、でもとっても温かいひとたち」 ◎フィンランド観光局さん「フィンランド人をひとことで言うと、善人」 ◎いつ行く?目的別おすすめの季節 春:春オーロラ、夏:ベリーときのこ、秋:秋オーロラ、冬:サンタ ◎必須の持ち物、あったら便利なものリスト ◎フィンランドはいらぬ心配をしなくていい 安心・安全・清潔 ◎1度目のフィンランド:はじめてのヘルシンキ ◎フィンエアーの機内は……マリメッコ一色! ◎いつも朝食を食べない人も思わず食べてしまうフィンランドの朝ごはん ◎ヘルシンキのお気に入りカフェの紹介 ◎歩いて回れる中心部の観光スポット/ヘルシンキ大聖堂/マーケット広場/アカデミア書店 ◎はじめてフィンランドで入ったローカルサウナ ◎せっかくなら行ってみたい名のあるレストラン ◎マリメッコのアウトレットへ行く ◎アラビアのアウトレットへ行く ◎森の中のサウナに入って、オーロラを見たい! ◎サンタもいるロヴァニエミへ行けばオーロラもみられるかも? ◎本物のサンタがいるサンタクロース村 ◎世界一おいしいドーナツ! ◎フィンランドが世界一幸せな国である理由がわかった! ◎自然の中で自分の心と身体の痛みを解放する方法 ◎オーロラの神様が微笑んだ!
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【古本】世界をたべよう! 旅ごはん
¥470
著者:杉浦さやか 出版社:祥伝社 定価:1,540円(税込) 発行年月日:2016年10月11日 初版 状態:カバーに少し使用感あり 【出版社より】たくさんのおいしいやびっくり、しあわせな旅ごはんを 味わってきました。 おもに軽食やB級、とかたよってはいるけど、 旅の記憶とともに描きとめた味、 みなさんにも一緒に楽しんでもらえますように! ――杉浦さやか もう一度たべたい! 行きたい! だけ載せました。 世界24カ国、国内21軒をイラスト&エッセイで 料理がおいしいと、旅行はうれしい。 おいしくなくても、なぜか楽しい。 ★ヨーロッパ ギリシャの絶景ごはん 乙女系のお店が多いドイツのカフェ イタリアの朝食は花いっぱいの屋上庭園で 飲み過ぎ禁物チェコビール オランダB級グルメはガリのせクレープ ★アジア 香港、おいしいお店は地元っ子に聞くべし 刺すような寒さは冬の韓国料理の最高のスパイス 中国の車掌さんが持っているやかんの中身 スリランカで飲んだティーポット・ビール ベトナムはやっぱり美味しい ★日本 大分で真剣勝負のバイキング 愛してやまない福島のソースカツ丼 ライブ感にワクワクする静岡おでん 大阪のねぎ焼きは魔性の食べ物 うっとりするほど美しい佐賀のいか
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私をもっと愛してあげることにした
¥1,650
【新刊】 著者:レディーダック 訳 /趙蘭水 出版社:SBクリエイティブ 発行年月日:2022年2月18日 初版 【出版社より】 SNSフォロワー15万人!韓国発、人気イラストエッセイ第二弾! ずっとバリバリひとりで働いていくつもりだったけど… 私は私に、完ぺきじゃない私でいることをゆるしてあげました SNSフォロワー15万人『私は私に時間をあげることにした』(SBクリエイティブ)が 日本、中国、台湾、タイ、ベトナムなどで翻訳出版され、 多くの読者に愛されてきたレディーダックの新作イラストエッセイ。 バリバリ働きつづけてきた非婚主義者だった著者がこれまで感じてきたこと、 けれどもある人と出会い、結婚し、子どもも産んだこと。 一人分の人生から二人分の人生へ、やがて三人分の人生へ。 予測不可能な生という巨大な流れとぶつかりながら感じたこと、考えたこと。 私は完ぺきじゃない私でいい。 それでも私は私で生きていく――。 “平凡な私たちの物語にこそ非凡な美しさがある” イ・ヘイン(詩人、 修道女)
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たべるたのしみ
¥770
著者:甲斐 みのり 出版社:サンクチュアリ出版 発行年月日:2025年4月23日 初版 【出版社より】 “私にとって食べることは、生きることだ” 永遠に輝き続けるおいしい味の記憶を綴った69の物語 地元パンブームを生み出した人気書『日本全国 地元パン』の著者・甲斐みのりが書籍・新聞等に寄稿した〈食〉にまつわる膨大な随筆から厳選し、大幅加筆して再構成。新たに約3万字64ページの文章を加え、待望の文庫版で発売。天国の父に捧げた新章『銀座で夕方四時』は涙なしでは読めない名文。食をテーマにしながらも、新章が加わったことで向田邦子の名作『父への詫び状』の甲斐みのり版とも言える、父そして家族への愛に満ちた名随筆集が誕生した。 人生最後になにを食べよう。最近ことに考える事柄だ。親しい誰かと話題にすれば間違いなく盛り上がり、好物を並べたてては互いの食いしん坊ぶりに笑いがこぼれる。私にとって食べることは、生きることだ。最後までしっかり意思を持って食べるんだという“人生最後の食” への思いは、生きることへの執着でもあり、誰にも必ず訪れる終わりのときの享受でもある。(「はじめに」より) 目次より(全6章、69編を掲載) ◎おやつの記憶 記憶の中のジャムパン/そよ風のゼリー/心が和らぐ秋の味/甘く優しいみかんゼリー/ロマンチックな甘い粒/特別な日のウェディングケーキ/雲を食むような甘い砂糖菓子/カステラの夢/小花の飾りの角砂糖/虹色のラムネ/おいしいとこいしい/はじめてのおいしい贈りもの/お裾分けだって立派な贈りもの/真剣勝負の贈りもの選び/できたてを届けたくて/カバンの片隅で微笑む赤い頬/ここでしか味わえないおいしさ/おいしいという声が聞きたい/贈りものノート/りんごジュースは父の贈りもの ◎たべるたのしみ チャイ/おいしいものノート/甲斐コーヒー/静岡産の茶箱/思い出の茶缶/ポットの湯気と音/日曜日のパンケーキ/紅茶茶話/善福寺川ピクニック/香りの贈りもの/京都生まれの台所用品 ◎おいしい予感 静岡を味わう/三河屋のはんぺんフライ/庭バーベキュー/甘いアイドル/おいしい予感の原風景/困ったときの玉ねぎ頼み/カルテット/料亭の鯖ずし ◎旅のかけら 最も憧れた東京の街/新年の風物・チンコロ市へ/ホテルオークラ東京で朝食を/東京の台所探訪/民俗学に通じる地元パン学/牛乳パンの謎解きに/求めたその日に味わう贅沢/南蛮文化の名残り味/喉をすべる甘い水泡/奥の細道むすびの地/おみやげは銀座パン ◎甘い架け橋 美穂子さんのこと/最初の手紙/中目黒駅とチーズケーキ/六曜社地下店の奥の席/小包で届いた蛍/なにより手紙で/記憶を残してくれるお菓子/修さんのコーヒーの味/六曜ガール/甘い架け橋 ◎銀座で夕方四時 食は経験/歌舞伎座の俳句/日本酒の味/本郷三丁目界隈、父とともに/父とままやへ/父と蕎麦を手繰る/シンスケ/父はなんでも知っている/父の最後の贈りもの
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おいしそうな文学。
¥1,320
【新刊】 編集: 群像編集部 出版社:講談社 発行年月日:2025年2月27日 初版 【出版社より】 物語は別腹。 29名の豪華執筆陣が綴る、古今東西の文学作品に登場する一品と、忘れられない読書体験。 読書欲と食欲をそそられる三ツ星<食×文学>エッセイ・アンソロジー。 物語の美食家たちを虜にした全29品。 その味は、読んでみてのお楽しみ。まずは一口召し上がれ。 江國香織、枝元なほみ、粥川すず、木村衣有子、くどうれいん、斉藤倫、最果タヒ、向坂くじら、関口涼子、武塙麻衣子、田中知之、崔実、中条省平、土井善晴、奈倉有里、野村由芽、花田菜々子、原武史、原田ひ香、平松洋子、藤野可織、穂村弘、堀江敏幸、益田ミリ、町田康、三浦裕子、宮内悠介、宮崎純一、山崎佳代子 (執筆者一覧・50音順、敬称略)
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【古本】ヨーロッパ退屈日記
¥500
著者:伊丹十三 出版社:新潮社 定価:693円(税込) 発行年月日:2005年3月2日 初版 状態:カバーに少し使用感あり 【出版社より】 この人が「随筆」を「エッセイ」に変えた。本書を読まずしてエッセイを語るなかれ。1965年、颯爽と登場したデビュー作! 1961年、俳優としてヨーロッパに長期滞在した著者は、語学力と幅広い教養を武器に、当地での見聞を洒脱な文体で綴り始めた。上質のユーモアと、見識という名の背骨を通した文章は、戦後日本に初めて登場した本格的な「エッセイ」だった。山口瞳は本書をこのように推した。「私は、この本が中学生・高校生に読まれることを希望する。汚れてしまった大人たちではもう遅いのである」。
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私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE
¥1,980
著者:安達茉莉子 出版社:三輪舎 発行年月日:2022年9月15日 初版 【出版社より】 「これでいいや」で選ばないこと。「実は好きじゃない」を放置しないこと。 これは、ひとりよがりの贅沢ではない。--ひとの日常、ひとの営みが軽視される日々にあらがう、意地なのだ。 日常において、とても些細なことだけれど、気にかかっていること。タオルやシーツ、ゴミ箱、セーター、靴、本棚……。これでいいやで選んできたもの、でも本当は好きじゃないもの。それらが実は、「私」をないがしろにしてきた。淀んだ水路の小石を拾うように、幸せに生活していくための具体的な行動をとっていく。やがて、澄んだ水が田に満ちていく。――ひとりよがりの贅沢ではない。それは、ひとの日常、ひとの営みが軽視される日々にあらがう、意地なのだ。それが“私”の「生活改善運動」である。 手づくりのZINEとしては異例のシリーズ累計五千部を記録した大人気エッセイ『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』を、5万字の書下ろしとともに再構成。待望の単行本化!
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臆病者の自転車生活
¥1,760
著者:安達 茉莉子 出版社:亜紀書房 発行年月日:2022年10月4日 初版 【出版社より】 さよなら、「繊細すぎ」のわたし! 「どうせ無理」なんてもう言わない。 読めばじんわりと温もりが広がり、元気がどんどん湧いてくる、 ZINEで大人気の作家が贈る自転車エッセイ集。 ---------------------- ふとしたきっかけで乗った自転車が、生活を、心を、大きく変えた。 心に怯えた犬を抱えて生きている著者が、電動アシスト自転車と出会って、小さな冒険を重ねていく。 横浜の街へ、鎌倉へ。 そしてロードバイクを手に入れて、真鶴へ、ついには海を越えて北海道へ。 ──自分の「できない」を乗り越えた女性の、勇気の物語。 ----------------------
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ちくまQブックス 地べたから考える
¥1,320
著者:ブレイディみかこ 出版社:筑摩書房 発行年月日:2024年11月10日 初版 【出版社より】 日英の社会のひずみを現場で見て考えたエッセイ15選 日常にひそむ社会の問題を、自らのことばで表現し続けるブレイディみかこのエッセイ・アンソロジー。足を地に着けて世界を見る視線の強さを味わう15篇を精選。 今、あなたの足元にはどんな問いが立っている? 【「はじめに」より】 最近よく「問いを立てる力をつけよう」という言葉を耳にする。が、そもそも問いって立てるものなのだろうか。(……) 問いを持つということは、それについて自分で調べたくなり、知りたくなることだ。本気で探求したくなる問いは、誰かに言われて無理やり立てたものじゃない。むしろ、あなたがいま本当に関心を持っているもの、つまり、もうあなたの足元に立っている問いだろう。それは、「どうしてルックスのいい子だけがちやほやされるのだろう」かもしれないし、「わたしの親はこんなに必死で働いているのに、なぜわが家にはお金がないのだろう」かもしれない。 本気で前者の問いを探求し始めたら、「ルッキズム」という言葉があることを知ったり、世界各地で美の基準は異なることがわかって、偏見や人種問題について考え始めるかもしれない。後者のほうの問いはあなたを経済格差という言葉に導き、資本主義の問題点について考え始めるかもしれない。 このような問いと探求は、国語の試験や大学入試の小論文でいい点数を取ったり、大人を喜ばせたり、誰かを感心させたりするために必要なのではない。そうではなく、あなた自身がこれから生きていくために必要なのだ。(……) 生きるための問いは立てるものではなく、立ってくるものであり、すでに立っているもののことだ。 この本に収められたエッセイで、わたしはその時々に自分の足元に立っていた問いについて書いてきたつもりだ。 さて、あなたの足元にはどんな問いが立ってくる(あるいは、立っている)だろう。