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彼女たちに守られてきた
¥1,980
【新刊】 著者:松田青子 出版社:中央公論新社 発行年月日:2025年3月24日 初版 【出版社より】 大好きだった児童文学やドーナツの思い出、“タメ口おじさん”や古くさいマニュアルへの違和感。私たちを勇気づけるエッセイ集。
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菊池亜希子の ありが10(とう)ふく、みせて!
¥2,090
【新刊】 著者:菊池亜希子 出版社:扶桑社 発行年月日:2025年3月27日 初版 【出版社より】 菊池亜希子が豪華ゲストを招き、ゲストの私物をもとに、おしゃれについて熱くおしゃべり 読めばおしゃれしたくなるはず! 『天然生活』で連載中の、モデル・俳優の菊池亜希子さんによる人気連載『ありが10(とう)ふく、みせて!』を書籍化しました。 菊池さんがいま会いたいゲスト15人をお迎えし、ゲストが「側にいてくれてありがとう」と思う私物、10アイテムについて、根ほり葉ほり取材しています。 放課後に、友達とおしゃべりしているようなリラックスした雰囲気で、ゲストの本音を引き出していく菊池さん。見えてきたのは、ひとりひとり異なる、ものとのつきあい方、おしゃれに対する考え方や、大事にされている軸でした。 年齢を重ねるごとに、「何を着たらいいのか分からない」「おしゃれが昔ほど楽しくない」と、おしゃれ心が乾きがちの私たち。でも、この本を読めば、気軽におしゃれを楽しんでみようという気持ちになるはずです。中島基文さんによる、愉快なデザインも見所です。 【登場するゲスト】 持田香織さん(アーティスト) 伊藤まさこさん(スタイリスト) 森 祐子さん(フリーランスのPR・編集) 福田里香さん(菓子研究家) 満島ひかりさん(俳優) 山本マナさん(スタイリスト) 引田かおりさん(「ギャラリーフェブ」店主) 髙橋美賀さん(「ムーンミカタカハシコーヒサロン」店主) 渡辺有子さん(料理家) 相川茉穂さん(モデル) 田中美和子さん(スタイリスト) 山本祐布子さん(イラストレーター) 岡本敬子さん(服飾ディレクター) eriさん(「デプト」オーナー) 小谷実由さん(モデル)
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水車小屋のネネ
¥1,980
【新刊】 著者:津村記久子 出版社:毎日新聞出版 発行年月日:2023年3月5日 初版 【出版社より】 「家出ようと思うんだけど、一緒に来る?」身勝手な親から逃れ、姉妹で生きることに決めた理沙と律。 ネネのいる水車小屋で番人として働き始める青年・聡。水車小屋に現れた中学生・研司......人々が織りなす希望と再生の物語。 2024年本屋大賞にて、第2位になりました。 2023年「本の雑誌」が選ぶ上半期ベスト1位、第59回「谷崎潤一郎」賞受賞、「キノベス!2024」第3位。
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ほんとうの会議 ネガティブ・ケイパビリティ実践法
¥1,078
【新刊】 著者:帚木 蓬生 出版社:講談社 発行年月日:2025年3月21日 初版 【出版社より】 討論なし。 批判なし。 結論なし。 「言いっ放し、聞きっ放し」の会議が、 なぜこれほど人生を豊かにするのか? 私たちが囚われている 「不毛な会議」観を 根底からひっくり返す! 人生を変える、新しい形のミーティング 本書の内容 ●「ネガティブ・ケイパビリティ」と「オープン・ダイアローグ」が、新しいミーティングの二大要素。 ●ネガティブ・ケイパビリティとは、「不確実さや神秘さ、疑いの中に、事実や理を早急に頼ることなく、居続けられる能力」。 ●オープン・ダイアローグの核心は、ポリフォニー(多声性)。 ●答えのない世界に身を置いて、対話し続けるうちに、思いもかけない世界が見えてくる。 ●評価を放棄することで、自由で自然な対話が生まれる。 ●ミーティングは、雑多な意見が披露され、種々の声が行き交うカーニバルのようであるべき。 ●「答えは質問の不幸である」。すぐに答えを求めることは可能性を閉ざす。 ●薬もカウンセリングも効果がなかったギャンブル症者が、自助グループのミーティングで回復。 ●ラカン、メルロ=ポンティ、カミュ、バタイユ、ミッテランらフランスの知性を輩出したパリのアパルトマンで、日夜繰り広げられた「終わりなき対話」。 《目次》 第一章 ギャンブル脳を回復させるミーティング 第二章 心の病いを治すオープン・ダイアローグ 第三章 悪を生む会議と人を成長させるミーティング 第四章 答えは質問の不幸である
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自分にやさしくする生き方
¥990
【新刊】 著者:伊藤絵美 出版社:筑摩書房 発行年月日:2025年3月6日 初版 【出版社より】 セルフケア「しなければ」と思っていませんか? セルフケアは「一人で頑張る」ものではありません。本書と一緒に、心の根っこにあるストレスに気づき、解消して、自分にやさしくする技術を身につけましょう。 こんな人におすすめ ・寝る前も勉強や仕事が気になってリラックスできない ・休むと自分を甘やかしているようで罪悪感がある ・人に迷惑をかけるのが怖くてSOSを出せない ・みんなはもっと頑張っているのに…と落ち込む ――― 【著者からのメッセージ(本書より)】 「自分にやさしくする」ことは、一種の「スキル」すなわち「技術」であると気軽に考えてもらいたいのです。スキルは練習によって身につけることができます。「自転車に乗れなければならない」と思っていたからといって自転車に乗れるようになるわけではありません。そんな思いがあってもなくても、自転車に乗る練習さえすれば、いつか必ず自転車に乗れるようになります。それと同様に、みなさんにも、価値観や信念といった深い思いはさておき、これから紹介するさまざまなワークを実践することで、「自分にやさしくする」スキルが身につき、気づいたら「自分にやさしくする」ことが習慣になっていた、という流れに乗っていただきたいと思います。 ―――
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らせんの日々 ― 作家、福祉に出会う
¥1,980
【新刊】 著者:安達茉莉子 出版社:ぼくみん出版会 発行年月日:2025年3月3日 初版 【出版社より】 「福祉に従事することは、多かれ少なかれ、“らせん”のようなものである」 数十年に渡り福祉の道に従事してきたひとりの職員が、福祉と「支援」について書き残した一文である。 障害者支援や高齢者福祉など多様な分野の事業所を運営する社会福祉法人、南山城学園。そこで著者が出会ったのは、この社会がより生きやすいものになっていくためのヒントに溢れた、“最先端”の風景だった。 素朴だが、やさしく、やわらかい空間。 丁寧かつ創意工夫に満ちた、細やかな支援。 データをとり、その分析によって得られたエビデンスに基づいた取り組み。 日々の実践をふりかえって研究し、言葉にすることを重視する活動。 答えのない、複雑な事柄について話し合うことができる空気。 利用者の生きがいに寄り添い、そのひとの人生に思いを巡らせることのできる想像力。 支援しつづけるために支え合う、職員どうしのフラットな関係性。 ーーそれらの根底に流れ、職員全体に浸透する「人を大事にする」という意識。 自分を取り巻く暮らしを少しずつ変えていくことで幸福へと近づいていく自らの軌跡を描いたベストセラー『私の生活改善運動 THIS IS MY LFE』。その著者・安達茉莉子が次に描くのは、誰もが人間らしく生きることができる世界を目指す「福祉」の現場。上から見れば、堂々めぐりのように見え、横から眺めれば後退しているようにも見える。でも、踏み出した一歩によって、わずかに、高みへと上がっている。そんな“らせん”のような日々を、福祉の現場ではたらく職員の語りを通して描いたエッセイ。
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ポエトリー・ドッグス
¥1,760
【新刊】 著者: 斉藤 倫 出版社:講談社 発行年月日:2022年10月31日 初版 【出版社より】 「このバーでは、詩を、お出ししているのです」 今夜も、いぬのマスターのおまかせで。詩人・斉藤倫がおくる、詩といまを生きる本。 『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』につづく、31篇の詩をめぐるストーリー。 「詩っていうのは、おもい出させようと、してくれてるのかもね。このじぶんだけが、じぶんじゃなかったかもしれないことを。このせかいだけが、せかいじゃなかったかもしれないことを」 T・S・エリオット 吉岡 実 ガートルード・スタイン アメリカ・インディアンの口承詩 萩原朔太郎 ボードレール 杉本真維子 宮沢賢治 石原吉郎 ウォレス・スティーヴンズ 石牟礼道子 アルチュール・ランボー ……ほか全31篇の詩をめぐる物語
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NO!と言えるようになるための絵本
¥2,200
【新刊】 著者:[文] ドミニク・ドゥ・サン・マルス [絵] セルジュ・ブロック [翻訳] 安發明子 出版社:ゆまに書房 発行年月日:2025年4月 初版 【出版社より】 安心なコミュニケーションについて子どもと話すための本です。 子どもたちが自分の心と体を大切にできる人に育つために。 自分のことを守り、ケアし、まわりの人と気持ちよく過ごせるために。 安心なコミュニケーションについて子どもと話すための本です。 子どもの目のつくところに置いてください、 子どもはきっと何度もこの本を取り出して質問をするはずです。 「まえがき」より あなたが困ったとき自分を守ることができるため、ほかの人から大切にしてもらえることができるため、この「NOと言えるようになるための絵本」を書きました。正しくないこと、暴力、いじめ、おどし、がっかりさせるような言葉、理不尽(おかしいと思うこと)などがあったとき。さらにはもっとむずかしい、大人からのひどい扱い(悲しくなったりつらいと思うこと)や、性的な暴力を受けそうなとき、大事なときに落ち着いて、だけどハッキリと(しっかりと!どうにかして!)、「NO!」と言えるようになるためです。 「NO !」と言うことは簡単ではありません。「こんなことは普通じゃないんだ、されちゃダメなことなんだ」と気づき、自分の怖い気持ちや怒りの気持ちについて、NOと言ったり大人に相談したりしましょう。話すことのできる大人を見つけてわかってもらい、安心な気持ちでくらせることは大事です。「NO!」が言えることで自分も、ほかの人とも安心して過ごせるようになるのです。それができるようになるための絵本です。 ●著者プロフィール ドミニク・ドゥ・サン・マルス (Dominique de Saint Mars) 1949年生まれ、パリ在住の作家。社会学を学び、ジャーナリストとして働いたのち、子どもの教育や健康、ウェルビーイングに関する本を執筆。人気シリーズは136冊あり、2300万冊が販売され、図書館の貸し出し冊数1位を継続して獲得している。 ●翻訳者プロフィール 安發明子(あわ・あきこ) 首都圏で生活保護ワーカーとして働いたのち渡仏。フランスの子ども家庭福祉分野の研究に取り組み日本へ発信を続けている。すべての子どもがしあわせな子ども時代を過ごし、チャンスがある社会をめざして活動している。 ホームページ akikoawa.com
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パレスチナのちいさないとなみ
¥1,980
【新刊】 著者:高橋 美香:文・写真・皆川 万葉:文 出版社:かもがわ出版 発行年月日:2019年6月 初版 【出版社より】 パレスチナにはどんな仕事があるんだろう? お仕事だいたい40選 私たちの生活を支える毎日の仕事。紛争、封鎖、占領、抑圧という辛く悲しい現実のなかにも、パレスチナの人びとのいとなみを支える仕事があり、働く人びとには笑顔があります。 「仕事と尊厳」を考えるパレスチナの本。 【目次】 はじめに(高橋美香) パレスチナのお仕事(高橋美香) パレスチナ地域の人たちとの仕事(皆川万葉) ガリラヤのシンディアナ ナーブルス石けん工場 イドナ村女性組合 註 パレスチナの歴史 Q&A パレスチナの「仕事」と「背景」のこと おわりに(皆川万葉) 【著者紹介】 高橋 美香 写真家。広島県府中市生まれ。大学在学中より世界の国々を歩き、その地に生きる人びとの「いとなみ」をテーマに撮影を始め、作品を発表。 皆川 万葉 合同会社パレスチナ・オリーブ代表。1973年新潟生まれ。1998年よりパレスチナのオリーブオイル、オリーブ石けん、刺繍製品などをフェアトレードで輸入、全国に販売。毎年生産者を訪問し、生産者のことや人びとの暮らしなどを伝えている。
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ようこそ こどものけんりのほん
¥1,430
【新刊】 著者:えがしらみちこ / 子どもの権利・きもちプロジェクト 出版社:白泉社 発行年月日:2023年6月30日 初版 【出版社より】 今、注目を集める「子どもの権利」を、えがしらみちこさんのあたたかいイラストがやさしく紹介してくれます。 権利というと、一見難しいイメージがありますが、子どもたちと子どもに関わる大人を守る大切なもの。 子どもの権利のはじめの一歩を親子で学べる絵本です。 カバー裏には子どもの権利条約ポスターを印刷。
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日本語どんぶらこ ことばは変わるよどこまでも
¥1,650
【新刊】 著者:【文】飯間 浩明 【絵】金井 真紀 出版社:毎日新聞出版 発行年月日:2023年3月5日 初版 【出版社より】 変化するには理由があった! 「エモい」や「映え」など次々生まれる新語や語源がみるみるわかる! 「『県』の名前のつけ方のふしぎ」「『かわちい』の『ちい』って何?」――なんだか気になる身近な日本語を、「ことばハンター」こと辞書編纂者の著者が大追跡! ことばのモヤモヤがワクワクに変わる、ことば知識満載の最新コラム! 毎日小学生新聞の人気連載「日本語どんぶらこ」書籍化第3弾! 《もくじ》 第1章 読書感想文で批判していい? 第2章 誤解された人の味方になろう 第3章 昔からの地名を残してほしい 第4章 身の回りに流行語はあるか?
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呼吸を整える 整体から見る 身体と心をリラックスさせる方法
¥880
【新刊】 著者:片山 洋次郎 出版社:河出書房新社 発行年月日:2024年11月6日 初版 【出版社より】 深い呼吸は気分のいいことであり、よく生きることそのもの。身体、心、人づきあいと呼吸の関係など、整体の現場から、身心を整えなおす、心地よい呼吸について解きほぐしていく。 深い呼吸とは、 よく生きることそのもの。 太古から先人たちが 身心の安定の中心的課題としてアプローチしてきた呼吸。 身体、心、人づきあいと呼吸の関係など、 整体の現場から、 身心を整えなおす呼吸の仕方について解きほぐしていく。 呼吸を自然と、長く深く導く「脱ストレッチ」なども紹介。 真の脱力を体感できる本。
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週末フィンランド
¥1,650
【新刊】 著者: 岩田 リョウコ 出版社:大和書房 発行年月日:2020年2月25日 初版 【出版社より】 フィンランドを週末で! サウナ、ムーミン、森、オーロラ。「カワイイ」を堪能する超わかりやすいフィンランドイラストエッセイ 『マンガ サ道』 タナカカツキ氏絶賛! ! ! 「世界一幸せな国でととのったー! 」 森の中のサウナに入って、 オーロラを見たい! フィンランドは今、日本女性がもっとも注目する海外旅行先。 サウナ、森、雑貨、オーロラ、カフェ、そして何より治安がいい! 週末に有給1~2日をつけ、フィンランドの首都ヘルシンキへGO! ! 直行便なら9時間半で「日本からもっとも近いヨーロッパ」。 本書はフィンランド観光局公認の岩田リョウコによる、 初めてでも短期間でも二度目でも、 とにかくフィンランド旅行を思う存分楽しむための最新情報が満載の1冊です。 【本書が注目するフィンランド、ここがステキ! 】 ◎森と湖とサウナが教えてくれる素直な生き方と心と身体の癒し方 ◎フィンランドってどんな国 ムーミン、マリメッコだけじゃない ◎お母さんに優しい国世界No.1、フィンランド人は 「シャイでひかえめ、でもとっても温かいひとたち」 ◎フィンランド観光局さん「フィンランド人をひとことで言うと、善人」 ◎いつ行く?目的別おすすめの季節 春:春オーロラ、夏:ベリーときのこ、秋:秋オーロラ、冬:サンタ ◎必須の持ち物、あったら便利なものリスト ◎フィンランドはいらぬ心配をしなくていい 安心・安全・清潔 ◎1度目のフィンランド:はじめてのヘルシンキ ◎フィンエアーの機内は……マリメッコ一色! ◎いつも朝食を食べない人も思わず食べてしまうフィンランドの朝ごはん ◎ヘルシンキのお気に入りカフェの紹介 ◎歩いて回れる中心部の観光スポット/ヘルシンキ大聖堂/マーケット広場/アカデミア書店 ◎はじめてフィンランドで入ったローカルサウナ ◎せっかくなら行ってみたい名のあるレストラン ◎マリメッコのアウトレットへ行く ◎アラビアのアウトレットへ行く ◎森の中のサウナに入って、オーロラを見たい! ◎サンタもいるロヴァニエミへ行けばオーロラもみられるかも? ◎本物のサンタがいるサンタクロース村 ◎世界一おいしいドーナツ! ◎フィンランドが世界一幸せな国である理由がわかった! ◎自然の中で自分の心と身体の痛みを解放する方法 ◎オーロラの神様が微笑んだ!
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テヘランのすてきな女
¥1,980
著者:金井真紀 出版社:晶文社 発行年月日:2024年6月30日 初版 【出版社より】 謎めいた国・イランで、 女たちの人生を拾い集めた 女は髪を出してはいけない、肌を見せてはいけない。詩を愛するが、酒はない。謎めいたイスラム教国家に生きる女性たちに、文筆家・イラストレーターの金井真紀が会いに行く。公衆浴場、美容院、はては女子相撲部まで、男子禁制スポットにどかどか潜入! スカーフのかぶり方を監視する風紀警察、国と闘う弁護士、男のフリをしてサッカーをしていた人、移民の子どもに勉強を教える人、命がけの性的マイノリティetc…。ベストセラー『パリのすてきなおじさん』の著者が、テヘランに生きる女たちと、とことんおしゃべり。 世界はいつも想像の何倍も込み入っている。(本書より) きっとにんげんが好きになるインタビュー&スケッチ集。
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能力主義をケアでほぐす
¥1,870
著者:竹端寛 出版社:晶文社 発行年月日:2025年2月25日 初版 【出版社より】 能力主義のしがらみからいかに抜け出すか? ケアから考える 家族、学校、社会、制度、 そして資本主義。 長らく成果主義と自己責任論の呪縛に苦しんできた著者が、自らの子育て体験を経てケアに目覚めた。その過程で読んできた本、出会ってきた人々とのエピソードで語る、ケア中心社会への見取り図となる思索エッセイ。 能力は個人に備わったものではなく、他者との関係性のなかで立ち上がるもの。能力主義の軋轢に対しては、ケアの精神でときほぐす!
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私をもっと愛してあげることにした
¥1,650
【新刊】 著者:レディーダック 訳 /趙蘭水 出版社:SBクリエイティブ 発行年月日:2022年2月18日 初版 【出版社より】 SNSフォロワー15万人!韓国発、人気イラストエッセイ第二弾! ずっとバリバリひとりで働いていくつもりだったけど… 私は私に、完ぺきじゃない私でいることをゆるしてあげました SNSフォロワー15万人『私は私に時間をあげることにした』(SBクリエイティブ)が 日本、中国、台湾、タイ、ベトナムなどで翻訳出版され、 多くの読者に愛されてきたレディーダックの新作イラストエッセイ。 バリバリ働きつづけてきた非婚主義者だった著者がこれまで感じてきたこと、 けれどもある人と出会い、結婚し、子どもも産んだこと。 一人分の人生から二人分の人生へ、やがて三人分の人生へ。 予測不可能な生という巨大な流れとぶつかりながら感じたこと、考えたこと。 私は完ぺきじゃない私でいい。 それでも私は私で生きていく――。 “平凡な私たちの物語にこそ非凡な美しさがある” イ・ヘイン(詩人、 修道女)
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高校生と考える 人生の進路相談
¥1,980
【新刊】 著者:磯野真穂、ウスビサコ、渡辺靖、トミヤマユキコ、尾崎真理子、里見龍樹、AKI INOMATA、神里達博、松浦壮、今井むつみ、都甲幸治、山本浩貴、藤野裕子、香川檀、海部陽介、松本卓也、川瀬慈、東畑開人 出版社:左右社 発行年月日:2024年3月29日 初版 【出版社より】 正解のない世界で、君たちはどう進むか? 心理学、人類学、言語学、精神医学、科学、物理学など あらゆる分野の第一人者である講師陣18名が伝える 今を生きる高校生への「人生のメッセージ」 「自分とは何か」「他者に寄り添うには」「どう生きていくか」......。 先の見えない時代を生きる高校生たちの悩みは広く、深い。 そんな彼らに向けて、人生を進むヒントとなる言葉を伝えた 大学教授18名の授業が収録された人気シリーズ最新刊! 子どもはもちろん、大人にとっても自分の道を見つめ直すきっかけになる一冊です。 「自分らしさに内容はありません。 いわば、何も入っていないバケツみたいなものです。」 磯野真穂(人類学者) 「無意識というのはただの悪者じゃなくて、 そのひとの根底でずっと響いている物語みたいなものです。」 東畑開人(臨床心理学者)
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「これくらいできないと困るのはきみだよ」?
¥2,255
【新刊】 編著者: 勅使川原 真衣 著者:野口 晃菜・竹端 寛・武田 緑・川上 康則 出版社:東洋館出版社 発行年月日:2024年12月17日 初版 【出版社より】 学校の内外から教師・子どもに向けられる能力主義を語りひらく 本書の概要 社会や労働にある一元的な能力主義や「傷つき」について、組織開発者として日々論じている勅使川原真衣さんが、教育・福祉の専門家・実践家と対談。学校をめぐる際限なき「望ましさ」の背景にどんな傷つきや焦りがあるのかを探り、一元的な能力主義をほぐしていくための糸口を考えました。 本書からわかること 環境や関係性を無視した能力観の果てに 社会では、日々さまざまな能力の必要性が訴えられていますが、それらは非常に移ろいやすいものです。労働の世界に目を向ければ、「新卒で必要な能力」が時代とともに移ろいますが、能力とは個人に宿るものではなく、その発揮は本来、環境との関係に左右されます。 そして、労働の世界とは切っても切りはなせない関係である教育の現場でも、「コミュニケーション能力」「非認知能力」「指導力」という表現に、こうした一元的な能力主義の片鱗を見つけることは難しくありません。 例えば、「これくらいできないと困るのはきみだよ」。言ったり、言われたりしたことのある人は多いでしょう。学校で相手や自分に「これくらいできないと困るのはきみだ」と言いたくなるときには、どのような社会で生きることが想定されているでしょうか。 「これくらい」が規定する社会は存在するのか 本書の編著者である勅使川原さんは、「能力とは個人に宿るものではなく、他者や環境との関係の中で発揮されるのではないか」と提案します。そして、一元的な能力主義を脱するためには、個人がすべての“能力”を身に付けて「強い個人」として生きることを目指すのではなく、強さと弱さ、とがりや特性を組み合わせて生きていくことを目指すほうが大切なのではないかとも考えます。 本書では、「これくらいできないと」に表現される焦りが、昨今の学校をめぐる状況への合理化として表れているのではないかと仮定し、どうすれば一元的な能力主義という“自縄自縛”をほぐしていけるのかを議論します。 「学校だけが変わったって意味はない」? 「学校がいくら個性を大切にしても、その先で生きていく社会が変わらなければ、結局困るのは子どもたちではないか?」――こうした不安も生じるかもしれません。しかしながら、不登校児童生徒が30万人を超える今、このまま進んでいったとして、学校は子どもたちにとって、そして先生にとって、どんな場所になりうるでしょうか。私たちは、なに「から」始めていけそうでしょうか。4つの語り合いを通して、学校にある大人や子どもの傷つき・葛藤をつぶさに見つめながら、糸口をいっしょに考えていくための1冊です。 対談1 声を聞かれるということ(野口晃菜) 対談2 学校でケアし、ケアされるということ(竹端 寛) 対談3 学校がそうせざるを得ない合理性を追って(武田 緑) 対談4 言っても癒えない?――学校という職場で(川上康則) こんなときにおすすめ ・自分や同僚、子どもに対して「これくらいできないと……」と言いたくなるとき ・子どもの個性やとがりを大切にしたいけど、それが子どものためになるのか不安なとき ・学校や教室の「○○力」や能力主義について考え直したくなったとき ・先生同士や子どもに向けられる一元的な能力主義について考え直したくなったとき
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えほん よんで どこへいきたい?
¥1,540
【新刊】 作:服部千春 絵:こがしわ かおり 出版社:岩崎書店 発行年月日:2024年10月31日 初版 【出版社より】 モモはおかあさんのおひざで絵本を読んでもらうのが大すき。 絵本の中では、どんな世界にも行けて、どんな人にもなれます。 おかあさんのお腹に赤ちゃんができて、モモは…。
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きょうというひ
¥1,300
【新刊】 作:荒井良二 出版社:BL出版 発行年月日:2005年12月10日 初版 【出版社より】 「きのうのよるゆきがふりました。しずかにしずかにふりました。」というはじまりの言葉に、しんとする。舞いおちる雪のように淡々と流れていく詩のようなストーリー。静かに、深く、祈りをこめて、遠い星をながめているような気持ちになる絵本です。
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花のうた
¥2,200
【新刊】 編集:左右社編集部 出版社:左右社 発行年月日:2025年3月12日 初版 【出版社より】 同時代の歌人100人がうたった 100首の〈花〉の短歌アンソロジー 花瓶だけうんとあげたい絶え間なくあなたが花を受けとれるようにーー笠木拓 どこから開いても〈花〉があふれる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 満開の桜、野に咲くたんぽぽ、雨の日の紫陽花、凛とひらく百合、色とりどりの薔薇、大輪のダリア、金木犀の香り、枯れてゆく花束……100人の歌人がうたった、わたしだけの花のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/天野慶/阿波野巧也/井口可奈/石井僚一/伊舎堂仁/伊藤紺/井上法子/上坂あゆ美/内山晶太/宇都宮敦/宇野なずき/上澄眠/江戸雪/太田垣百合子/近江瞬/大森静佳/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/奥田亡羊/奥村晃作/尾崎まゆみ/小佐野彈/笠木拓/金田光世/椛沢知世/川野里子/川野芽生/川村有史/北谷雪/北山あさひ/木下龍也/木村比呂/工藤吉生/くどうれいん/黒井いづみ/小坂井大輔/小島なお/小俵鱚太/五島諭/佐クマサトシ/笹井宏之/佐佐木定綱/笹原玉子/ショージサキ/鈴木ジェロニモ/鈴木晴香/高柳蕗子/谷川由里子/谷じゃこ/俵万智/千種創一/手塚美楽/寺井奈緒美/堂園昌彦/土岐友浩/ナイス害/永井祐/中井スピカ/中村森/中山俊一/錦見映理子/沼尻つた子/橋爪志保/長谷川麟/初谷むい/服部真里子/馬場めぐみ/濱田友郎/早坂類/林あまり/東直子/平岡直子/廣野翔一/藤井柊太 /藤宮若菜/穂村弘/堀静香/本多真弓/枡野浩一/松野志保/丸田洋渡/丸山るい/水野葵以/水野しず/水原紫苑/光森裕樹/睦月都/盛田志保子/藪内亮輔/山崎聡子/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/揺川たまき/吉川宏志/吉田竜宇 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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月のうた
¥2,200
【新刊】 編集:左右社編集部 出版社:左右社 発行年月日:2024年8月30日 初版 【出版社より】 同時代の歌人100人がうたった 100首の〈月〉の短歌アンソロジー 月を見つけて月いいよねと君が言う ぼくはこっちだからじゃあまたね――永井祐 どこから開いても〈月〉がみつかる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 夜をみあげれば、ほそい月、まるい月、あかるい月、みえない月、おおきな月、とおい月、つめたい月、もえる月……うつろう月のもとに100人の歌人がうたった、わたしだけの月のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 相川弘道/相田奈緒/我妻俊樹/左沢森/阿波野巧也/石井僚一/石川美南/伊藤紺/井上法子/今橋愛/魚村晋太郎/内山晶太/宇都宮敦/上澄眠/逢坂みずき/大滝和子/大森静佳/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/椛沢知世/川島結佳子/川野芽生/川村有史/北山あさひ/絹川柊佳/木下龍也/鯨井可菜子/くどうれいん/黒瀬珂瀾/郡司和斗/小島なお/小島ゆかり/斉藤斎藤/佐クマサトシ/笹井宏之/佐佐木定綱/笹公人/佐藤弓生/柴田瞳/嶋稟太郎/鈴木加成太/鈴木晴香/鈴木美紀子/瀬口真司/平英之/竹中優子/谷川由里子/田村穂隆/俵万智/千種創一/寺井奈緒美/堂園昌彦/toron*/永井祐/中澤系/永田和宏/仲田有里/中村森/錦見映理子/野村日魚子/橋爪志保/長谷川麟/初谷むい/服部真里子/花山周子/濱松哲朗/早坂類/東直子/兵庫ユカ/平出奔/平岡直子/廣野翔一/藤本玲未/フラワーしげる/穂村弘/堀静香/本多真弓/前田康子/枡野浩一/松野志保/松村正直/丸山るい/水原紫苑/三田三郎/光森裕樹/虫武一俊/睦月都/村上きわみ/盛田志保子/安田茜/藪内亮輔/山川藍/山木礼子/山崎聡子/山階基/山田航/雪舟えま/吉岡太朗/脇川飛鳥 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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雪のうた
¥2,200
編集:左右社編集部 出版社:左右社 発行年月日:2024年11月29日 初版 【出版社より】 さようならが機能をしなくなりました あなたが雪であったばかりに――笹井宏之 どこから開いても〈雪〉のきらめく、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 寒さの果てにおとずれる、あたらしい雪、まばらな雪、あかるい雪、はげしい雪、しずかな雪、ふりつづく雪、溶けていく雪……100人の歌人がうたった、わたしだけの雪のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。
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テリーヌの夢
¥1,980
【新刊】 著者:藤本玲未 出版社:左右社 発行年月日:2025年2月28日 初版 【出版社より】 言葉が生き物みたいだ。意志を持って出会い、寄り添い、新しい情感が生まれる。言葉が楽しいと、この世も捨てたもんじゃないんだね。ーー東直子 『オーロラのお針子』で注目の著者による、11年ぶりの第二歌集。